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お知らせ

2022/01/24

弊社AI事業が「ものづくり補助金」に採択されました!

ソホビービー株式会社は、令和4年1月12日に「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の一般形・新特別枠に採択されたことをお知らせいたします。

 

詳細ページはこちら(https://portal.monodukuri-hojo.jp/common/bunsho/ippan/8th/saitaku8ji.pdf

 

ものづくり補助金とは

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金とは、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公募要領より)

弊社は第8次の公募でして、申請者数4,584者のうち採択者数は2,753者でした。
また、昨今の新型コロナウイルスの影響を受け新設された、新特別枠(低感染リスク型ビジネス枠)での採択となります。

申請内容:ポストコロナの食品工場で真空パックを外観検査するAIシステム

弊社では、真空パックを取り扱う食品工場向けに、その外観検査を行うAIシステムを開発・販売していく予定です。

このAIシステムでは、以下3点の課題を解決していきます。

  1. 作業員の主観による判断基準や、単純作業による精神的・肉体的疲労によって、検査精度のばらつきの発生や作業スピードが低下する。
    判定基準が統一化されたAIの導入によって、エラーの発生を未然に防ぎ、判定基準のばらつきも大幅に軽減する。
     また、検査スピードを落とさず、検査の質を一定に保てる。
  2. 単純作業のため、人材不足や、新たな人員の確保が難しい。
    →AIによる検査支援によって、少ない人数でも作業の効率化を図ることができる。
  3. 1製造ラインにつき5名ほどの検査員が密集し、長時間の作業が発生する。
    →AIによる検査方法を導入することにより、三密にならない方式で対人接触を大幅に削減できる。

 

AIシステムはAIだけでなく、カメラや光源、ロボット、ローカルサーバーなどハードの部分もお客様がそのまま導入できるようなパッケージとしてご提供していきます。

以下が、AIシステムの全体像です。

  1. 対象物をカメラで撮影する
  2. カメラとHAMAPANAI AIの判定PC・サーバー連携させ、画像データをHAMPANAI AIに送信
  3. HAMPANAI AIの判定サーバーで、良品か不良品か検知
  4. ロボットと連携することで、不良品を検知した場合、ロボットに交換するように指示を送る
  5. ロボットは、AIに指示された動きをし、良品を不良品と交換する
  6. 取得した画像は、一旦判定サーバーに保存される
  7. 一旦判定サーバーに保存された画像データは、毎日データ保存用クラウドに同期される
  8. データ保存用クラウドに同期された画像データは、月に一度自動でトレーニングされる
  9. トレーニング終了後、判定サーバーに学習済みモデルを同期
  10. 更新されたモデルを同期することで、判定精度を定期的に向上していく

 

また、検査対象と不良例は以下の通りです。

 

2022年10月の展示会での出展を目指し、開発を進めて参ります。

また、この真空パックの外観検査で培った技術を応用し、食品製造業以外のお客様にも価値提供できる努めてまいります。

 

こちらの「ポストコロナの食品工場で真空パックを外観検査するAIシステム」やHAMPANAI AIにご興味をお持ちの方・話を聞いてみたい方は、以下のフォームよりお問い合わせください。

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