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2025年05月27日

【2025年 新入社員研修4】Salesforce設定研修

こんにちは!新入社員のYです。ついに弊社において最重要業務の一つであるSalesforceの研修が始まりました。今回はSalesforceの設定研修の模様についてお伝えしていきます。

Salesforce研修の始まり

「Salesforce”設定”研修ってなんだろう……?」が最初の感想です。SalesforceというのはノーコードでもCRMアプリケーションを作ることができるソフトウェアです。しかし、実際にアプリを作ろうと思うと、事前に知っておかなければいけない知識、開発を行う上で必要な設定などが多々存在するため、全体を概観していこうといったような研修内容でした。

初日、2日目
〜導入・カスタムオブジェクト・フィールド〜 導入・カスタムオブジェクト・フィールド〜

とにかくアカウントがなければ話になりません。ということで初日は「Salesforceとは?」といったような座学を受けつつ、Salesforceの開発者アカウントの作成を行い、Salesforceパートナーコミュニティへの登録、そして開発者アカウントとVisual Studio Codeとの紐付け設定などを行いました。Javaをインストールする必要があるのですが、PCの不具合なのかうまくいかない人もちらほら現れて不穏な空気が流れましたが、どうにか全員無事に完了しました。とりあえずこれでスタート地点には立てました!

 

2日目は具体的な案件を用いたカスタムオブジェクトフィールドの追加を行いました。オブジェクトというのはリレーショナルデータベースでいうところのテーブルに相当するもので、フィールドは同じくカラムに相当するものです。Salesforce独特の言葉遣いによって頭がこんがらがりながら、初めての作業をこなしていきました。

Trailheadを用いた演習も行いました。TrailheadはSalesforce開発者向けのオンライン教材のようなものです。Salesforceに存在する様々な機能を練習するための環境も提供されているため、隙間時間などでTrailheadを用いて勉強ができます。この研修中に習ったことを、Trailheadで復習するといったような使い方もしました。

 

3日目
〜入力規則・フロー〜 入力規則・フロー〜

3日目は入力規則フローの設定の研修です。担当講師のMさんによると、ここが山場らしいです。

入力規則というのは、簡単に言えば不正な入力を防ぐための仕組みです。例えば工期開始日と工期終了日を入力する際に、工期終了日が工期開始日よりも先になるわけがないので、そういった不正な入力を禁じるルールをSalesforceでは設定できます。今回でいえば、禁じる条件式「工期終了日 < 工期開始日」のように設定します。

そして、次が鬼門のフローです。フローは、Salesforce上のデータに基づいて自動的に処理を実行できるノーコードの自動化ツールです。たとえば、ある条件を満たすレコードが作成されたら、関連レコードの更新や通知の送信などを自動で実行できます。フローという名前の通り流れを作ることができる仕組みです。プログラムを組んだような動きがノーコードで実現できるとあって、とても便利な機能でもあるのですが、使うべきコンポーネントが何で、どう設定するべきなのかで混乱し、大変苦労しました。

 

4日目〜6日目
Lightningアプリケーションビルダー・ セキュリティ・レポート・ ダッシュボード・データローダー〜 Lightningアプリケーションビルダー・
セキュリティ・レポート・
ダッシュボード・データローダー〜

4日目はレコードタイプページレイアウトLightningアプリケーションビルダーの研修を行いました。ページレイアウトはその名の通りページのレイアウトに関する設定ですが、表示する項目を指定したりできる機能です。これとレコードタイプを組み合わせると、例えば取引先のページと一概に言っても、元請企業なのか下請け企業なのかで表示する項目を変えたりできるというような便利な機能です。LightningアプリケーションビルダーはUIを構築する機能になっています。必要なアイテムをページに落とすと簡単に作れて便利です。4日目の内容はだいぶ盛りだくさんで、前回のフローの疲労もありなかなか苦労しました。

 

5日目はセキュリティレポートダッシュボードの研修を行いました。セキュリティは今までやっていた内容とは異なり、設定しても目に見えるようなものではない上、やらなければいけない工程があまりにも多く、だいぶ苦戦しました。

レポートは会社の売り上げ実績などをまとめて表示する機能、ダッシュボードは、レポートの内容をグラフなどでわかりやすく表示する機能で、会社全体へのアナウンスなどにも活用できます。

 

土日休みを挟んで6日目はデータローダーをやりました。データローダーは、Salesforce上でデータを一つ一つ入力するのが面倒だったり、量が多くて物理的に困難な場合などに活躍する機能です。CSVファイルなどにまとめたデータを一気にSalesforce上に登録できるという素敵な機能です。実際にやってみたら、楽で楽で感動しました。

最終日
資格試験に向けて 資格試験に向けて

ついに最終日です。弊社では、Salesforceの資格の取得が推奨されており、その問題を担当講師の方の解説を交えながらやっていこうという内容でした。問題の原文は英語でそれが日本語訳されている感じで、問題文の読み取りにかなり苦労しました。

まとめ

以上のべ7日間がSalesforce設定研修の内容でした。全く新しい体験の連続で苦労はしましたが、担当講師の方の丁寧な解説のおかげでなんとかなりました。今回の研修の復習を徹底して、次のSalesforce開発研修に備えたいと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!

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