2022年04月12日
5日間の開発基礎研修で得た学びと取り組みの紹介。
-自社開発AIクラウドサービス「HANPANAI AI」の実用
-Webアプリのチーム開発
-開発基礎研修を振り返って
HANPANAI AIは、弊社で開発されたAIクラウドサービスであり、「シンプル操作」かつ「少量データでより良い精度」の実現が可能です。
私たちは、実際にHANPANAI AIを用いて、犬か猫かを判別する画像分類を体験しました。
まず、20枚のサンプル画像に犬または猫のタグ付けを行い、教師データを作成しました。
作成した教師データを学習に利用し予測モデルを構築しました。
その後、構築したモデルで検証した結果、95%以上の一致率を確認しました。
一連の作業をマウス操作のみで完結でき、実際に少量のデータで高精度なモデルを構築できることを目の当たりにし、非常に驚きました。
弊社開発AIクラウドサービス「HANPANAI AI」 |
本研修の主目的は、Webアプリのチーム開発です。
チーム開発を通して、コーディング技術やコミュニケーション能力の素養を学習できました。
テーマはTO DOアプリの作成です。
言語はJavascript、HTML、CSSで、製作期間は3日間です。
要件として項目には期限、タイトル、ユーザー名、優先度を設け、またAPIのサーバーを利用しデータのやり取りを行いました。
開発の際分からないことがあれば、チャットで情報を共有したり、講師の方から助言を頂くことで機能を実装していきました。
私達のチームはホーム、タスクの作成、完了タスクの3つのページからなるTo Doアプリを作成しました。特徴はタスクの作成、編集、削除などの処理ごとに画面が遷移することで、ユーザーにとって使いやすくなっている点です。
ホームページ
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編集ページ
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完了タスクページ
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最終日には、各チームの成果物を発表し合いました。相手チームは私達とは対照的に1ページで、タスクの作成、編集、削除が可能で非常にシンプルで使い勝手がとても良かったです。また、名前、日付、優先度、完了済みタスクの4つに、ソート機能がありユーザーごとに項目を選択できる点が良かったです。
成果物発表の様子 |
3日間と短い期間での作成は非常に困難でした。
特にJavascript による機能実装では、調べる為にどう検索すれば良いのか分からない状態のまま時間が過ぎることが多く、知識不足が露呈しました。
しかし、チームでの協力、講師の方々の助けもあって最終的には何とか形になりました。
今後始まる実務でも、この開発基礎研修で得た経験を活かして励んでいきたいと思います。