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2026年06月15日

【2026年新入社員研修5】Salesforce開発基礎研修

こんにちは。2026年度新入社員のSです。
入社から早いものでしばらく経ち、研修の内容も一歩踏み込んだものになってきました。
5月の後半からは、実際にApexでコードを書くSalesforce開発基礎研修に取り組みましたので、その内容や学んだことについて振り返っていきたいと思います。

研修概要

今回の研修は、以下のような10日間のカリキュラムで実施されました。基礎から応用、そして自由開発まで、しっかりとスケジュールが組まれています。

 

1日目 : 環境構築、Salesforce CLI、Apex
2日目 : Apex、DML操作、SOQL基礎、SOSL基礎
3日目 : Trigger、Trigger演習
4日目 : Test class、Test class演習
5日目 : Batch、Batch演習
6日目 : JSON解析、Callout(外部API呼び出し)
7日目 : Lightning Web Component
8日目〜10日目 : LWC作成演習、作成物の発表

【1日目〜7日目】環境構築から始まり、Apex・API呼び出し・LWCの基礎を習得

1日目から7日目までは、Salesforceの公式開発者ガイドやTrailhead(オンライン学習ツール)をフル活用し、毎日のようにインプットと演習を繰り返す充実した日々でした。

 

【開発の「使い分け」を学ぶ(1日目)】

Salesforceは、標準機能や「ローコード/ノーコード」で多くのビジネスロジックを実装できるのが大きな強みです。だからこそ、最初の1日目は技術的な構文よりも先に、「どういう時にあえてコード(Apex)を書くべきなのか」「標準機能との境界線はどこか」という根本的な設計思想からスタートしました。何でもコードで解決しようとするのではなく、プラットフォームの特性を活かす重要性を学び、視野を広げることができました。

 

【Apex・データベース操作・演習(2日目〜5日目)】

2日目からは、Salesforce独自の言語であるApexの本格的な学習に入りました。SOQL(データ取得)やTrigger(自動処理)、そして大量のデータを効率よく処理するためのBatch(バッチ処理)といった実践的な機能を学びました。
3日目には「自動でログを作成する演習課題」、5日目には「バッチ作成の演習課題」に挑戦。ただ座学のテキストを読むだけでなく、実際に手を動かしてコードを書くことで、Salesforce特有のガバナ制限(リソースの制限)を意識したコーディングの難しさと大切さを実感しました。
また、プログラムが正しく動くかを検証し、リリース時に必須となる「テストクラス」の重要性についても、開発者ガイドをじっくり読み込みながら理解を深めました。

 

【外部連携とフロントエンドへの挑戦(6日目〜7日目)】

6日目は、Salesforceと外部システムを繋ぐ外部API呼び出し(Callout)に取り組みました。Trailheadで概念を学んだ後、自分で調べて「実際に自由に外部APIを呼び出してみる」という実践を行いました。自分の書いたコードがインターネットを通じて外部のサーバーと通信し、データを取得できた瞬間は非常に達成感がありました。
7日目には、講師の方から丁寧なレクチャーを受けながら、画面コンポーネントを開発するLWC(Lightning Web Component)の実装へと進み、バックエンドからフロントエンドまでの一連の開発の流れを掴むことができました。

 

【8日目〜10日目】LWC自由課題

 研修の締めくくりとして、これまでに学んだ技術を総動員し、各自が自由にテーマを設定して成果物を作る「LWC自由課題」に取り組みました。

今回の開発では、全員が7日目に学んだLWCを活用することはもちろん、コンポーネントとしての再利用性をしっかりと意識して設計・開発に臨みました。また、6日目に学んだ外部API呼び出し(Callout)の知識を応用することも条件となっており、同期それぞれが全く異なる外部APIを組み合わせた独自のシステム作りに挑戦しました。

各自が「これがあったら便利だな」と思うアイデアを形にするため、共通化できる部分や再利用性を意識しながら、異なる外部データと連携させて試行錯誤したこの3日間は、非常にやりがいを感じる時間となりました。

 

【自由課題を通した気づき】

仕様の検討から実装までをすべてゼロから一人で行う中で、技術的な面だけでなく、今後の実務に直結する多くの学びや気づきを得ることができました。

 

【エラー対処能力の向上】
実装中、思い通りにデータが表示されなかったり、APIの通信がうまくいかなかったりと、多くのエラーに直面しました。しかし、そこで焦らずにデバッグログを注意深く追ったり、公式ドキュメントやエラーメッセージを自力で調べたりすることで、問題の原因を特定して解決する力が大きく鍛えられました。

 

【理解度の再確認】
講義を聞いている段階では「分かったつもり」になっていた部分が、いざ自分でイチからコードを書こうとすると手が止まってしまう、という場面が何度もありました。自分の弱点が明確になったことで、どのドキュメントを読み直すべきかが分かり、復習を通じて知識を確実なものにすることができました。

 

まとめ:10日間のSalesforce開発基礎研修を終えて

 今回のSalesforce開発基礎研修は、最初の「なぜローコードのSalesforceであえてコードを書くのか」という設計思想の理解から始まり、最終的にはLWCを用いた画面開発や外部API連携まで、開発の一連の流れを網羅する非常に中身の濃い10日間でした。

研修を受ける前は、プログラムが仕様通りに動くかどうかにばかり意識が向きがちでした。しかし、実際にこれら一連の講義や自由課題でのシステム構築を経験したことで、表面的なコードの書き方だけでなく、Salesforceのプラットフォームとしての仕組みを深く理解して実装する重要性を身をもって学ぶことができました。

自由課題の発表会で同期の成果物から受けた刺激や、講師の方からいただいた実務目線のフィードバックは、今後の大きな財産です。単にコードが書けるようになるだけでなく、「実際に使うユーザーの利便性」や「運用のしやすさ」まで考慮してシステムを作るという、開発者として大切な視点を得ることができました。

 

 さて、この10日間のSalesforce開発基礎研修を終えましたが、研修はこれで終わりではありません。次はいよいよ最後の研修となる「チームワーク研修」へと移ります。

チーム開発ならではの難しさや楽しさをしっかりと意識しながら、同期と力を合わせて最後まで走り抜けたいと思います。チームワーク研修の様子についても、また改めてブログでお伝えできればと思います!

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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