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2024年04月30日

ITパスポートの効率的な勉強法

前置き

こんにちは、入社2年目になる前村です。

今回は僕が大学生の時に、取得したITパスポートの勉強法について書きたいと思います。

ITパスポートとは?

ITパスポートの概要

ITパスポートとはITに関する基礎的な知識が身についていることを証明する資格です。

これを見ているあなたが新卒入社を目指す学生なら「IT系を目指す学生が一番最初にとる基本的な資格」という認識で問題ないです。

試験の概要としては以下の通り。

ITパスポート試験内容(公式サイト)

試験時間120分とあるが実際は90分くらいで解き終わるので時間に余裕のある試験です。

試験の難易度

ITパスポート合格率は50%前後となっていて、そこまで難易度が高い試験ではないことが分かります。

必要な勉強時間

ITパスポートに合格するのに必要な勉強時間は、理系学生やIT知識のある学生であれば、40~50時間が目安、文系学生であれば、80時間くらいを目安にすると良いと思います。

ネットでITパスポート勉強時間と検索すると100~180時間と言った情報が見つかるが、これは参考書等でシラバスを1周以上する前提で書かれています。参考書を1からやっていては当然時間がかかるので、次の章で示す過去問中心の勉強法であれば参考書不要でそこまで時間をかけずに合格することができます。

必要な勉強期間

ITパスポート合格に必要な勉強期間は、上記の勉強時間と、確保できる勉強時間から逆算して決めれば良いです。目安としては、2週間~1ヶ月くらい。

1ヶ月以上を期間に設定するのはオススメしません。なぜなら、試験日が遠くなるのでモチベーションを保つのが難しいから。試験の難易度から考えても、1ヶ月以内を目安に勉強をおすすめします。

具体的な勉強法

まずは過去問を解く

まずは最新年度の過去問を解きましょう。この時点での自分の点数を知ることで、合格までの距離を確認できます。この段階で800点以上とれる人は明日にでも受験しましょう。700~800点の人は過去問を複数回解いたら合格できると思います。700点以下の人(多くの人はこの点数だと思う)は以下の勉強法に進んでほしいと思います。

ITパスポートドットコムで各単元を1週する

次にやるべきことは各単元ごとに、過去問を周回してその単元にでる用語や問題の傾向を掴むことです。

ITパスポートドットコムでは、各単元ごとに過去問がまとめられているので、その各単元のみで30問解きましょう。

30問解き終わったら必ず、解けなかった問題を復習するを行なって全ての問題が解けるようになるところまでが1セット

例)情報数理を30問→アルゴリズムを30問

全ての単元を解き終わると得意な単元、苦手な単元が分かるはず。各単元を1週したら2週目は苦手な単元のみを解いていきましょう。目安としては苦手な単元が最低5割は取れる程度になったら、次のステップへ進んで下さい。

このやり方のメリットとしては、同じ単元内で30問連続して問題を解くため、同じような問題に当たりやすく用語や傾向を掴みやすいことです。

過去問演習

次はひたすら過去問を周回する。一番最初に過去問をやったときは、全然点数が取れなかったと思うが、各単元を30問ずつ解いた後では、正答率がかなり上がっていると思います。ここまできたらひたすら過去問を解いて点数を上げるだけです。

解く際の注意点は以下の通り

本番同様に解くこと、ITパスポートドットコムには模擬試験機能があり、それで擬似受験はできるがそれで受験すると1問1問採点されるので、本番とは違った状況になります。当然だが本番は100問全て解いてから採点するため、紙に答えを書く、メモ帳に答えを書くなどをして、本番と同じような状況で解くことを意識しましょう。

受験本番の注意

受験はテストセンターに行き、そこに設置されているPC上で受験するCBT方式で行われます。問題番号にフラグを付けることができるため、回答が不安な問題はフラグを付けて後回しにすると良いです。白紙の紙とシャーペン1本が支給されるので、計算問題はそれを使って解くことになります。

問題を全て解き終わって終了ボタンを押すと、その瞬間に点数が表示される(後にメールにも届くのでメモする必要は無い)

まとめ

ITパスポートはIT系の資格の中で一番基本レベルの資格であるため、IT企業を目指す学生が最初に取得することが多いと思います。この資格があれば、就活が余裕になるわけではないが、資格無しプログラミング経験無しという状態よりは当然採用確率は上がります。

まずは本記事を参考にITパスポートの取得を目指して下さい。

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