2021年12月24日
まだこちらの記事を見ていない方は、こちらの記事から読むことをオススメ!
【画像解説付き!】これだけ読めば誰でもPardotフォーム作成できます
Pardotフォームの項目を編集する際に一度は目にする「順次」「連動」。
↑この画面。実際いじるのは「基本」くらい…それでけで満足している人結構いませんか?
実は順次や連動を駆使することで、よりお客様に答えてもらいやすいフォームを作ることもできちゃうんです!!
今回は、見たことあるけどあまり使い方が分からない「順次」「連動」では何が出来るのか?その機能と設定方法について説明していきます。
皆さん、気になっているサービスがあるときに、そのLPから資料請求をすることがありますよね。
その際に、フォームを入力してダウンロードすることがあると思いますが、「長くて答えるの面倒だな~」っていうフォームありませんか?また、答えたくないようなフォームの項目もあったりしますよね。
せっかく無料で資料をダウンロードできるのに、長ったらしいフォーム・興味のない項目...気分が盛り下がりますよね。
それほど熱心に必要としていないなら、途中でフォーム入力を諦めることも…
企業側からしてみれば、これは大きな機会損失です…!!
今後の営業・マーケティングに生かそうと、必死に多くの項目を記入させようとしている方、いらっしゃいませんか?
でも実際は、上記のようにマーケティングとしては逆効果を生んでいます。
じゃあどうすればお客様に答えてもらえて、かつお客様の情報を取得できるようになるのでしょうか。
それが可能なのが、この「順次」と「連動」なのです。
順次とは、こちらの画像にも書いてあるように、プログレッシブプロファイリングを用いた項目の表示方法です。
つまり、フォームを何度も解答してもらい、お客様の情報を少しずつ取得していくことを目的としており、そのために一度入力されたフォーム項目に基づいて、順次に回答してもらう項目を増やしていく設定です。
例えば、ある商品を購入してもらうことを目的とした際、、
1回目:その商品の記事を購読するためにフォーム回答
まずは基本的な姓名・メールアドレス・会社名など、広く誰でも解答しやすい項目を少なく入力させます。
2回目:商品の詳細が載っている資料を無料でダウンロードするためにフォーム回答
次に、部署名や役職、何に興味を持っているのかなど、少しずつ対象を狭めていきます。
3回目:商品を割引価格で購入するためにフォーム回答
そして最後に、商品を購入するに至った理由や予算感、利用期間などよりパーソナル質問をすることで、お客様のペルソナを明確化していきます。
このように、お客様の興味のある度合いによって、答えてもらう内容を追加していくことで、自然とお客様の情報を取得し、マーケティングに生かすことができるようになるのです。
実際の順次の設定方法は以下の通りです。
例えば、2回目の訪問で、部署名だけを入力させるとします。
2回目で部署名を入力させるにしても、フォーム作成段階では、部署も含めて作成します。
では、その部署の設定はどうなっているのか…それがこちらです。
こちらは「部署」の項目の順次で、この画像の意味としては次の通りです。
「Company(会社)」をすでに入力されたお客様が再度フォームに訪問された際は、「部署」の項目が表示されるということです。
では、実際のフォームはどうなっているのでしょうか。次の画像をご覧ください。
まずは1回目のフォーム訪問時、姓・名・会社・メールしか表示されていません。
まずはこの最小限のフォームに回答してもらいます。
次に、2回目訪問時の画面がごちらです。
今度は、メールと部署しか表示されていません。これはすでに会社を1回目の訪問時に入力・回答しているので、このように部署が表示されるようになるのです。
また、お客様に今まで入力してきた項目を再度入力する手間を省くための工夫もこのフォームでは加えられています。それがこちらです。
各項目の詳細設定で、「すでに入力されていても常に表示する」とありますが、これにチェックがついておりません。このようにすることで、一度入力された項目は2回目以降は表示されない設定になっているのです。(※メールのみ表示されます)
よって2回目以降お客様に入力してもらう項目数は最小限に抑えることができます。
いかがでしたでしょうか。
順次や詳細の機能を使うことで、必要最低限の情報のみお客様に入力してもらう状態を作ることができます。
お客様としても1回に入力する項目量が少ないことで、そのフォームに回答しやすくなります。
このようにして、お客様の情報を少しずつ入手していき、マーケティングに生かすことにつながるのです。
次の記事では、Pardotフォーム「連動」についてまとめております。
ぜひご覧ください!